2017年4月11日火曜日

2017/3月25日幕別町忠類保育所・ピアノソロ・コンサート

前日は、お馴染みの帯広のジャズクラブ・B♭△7で、ソロとオーナー兼 ベースマン・ゲンさんとデュオ! ゲンさんのベースが益々冴えてきて、日々頑張ってるなー!と嬉しくなる。 25日のコンサートは、幕別に住む永年の友・伊藤博さんと準備に半年かけて、 実現した。 伊藤さんとは10年以上前、奥さんがピアノの先生でもあり、 グランドピアノがある自宅でのソロコンサートなどもしたことがあり、 今回は、自身が勤める虫類保育所に新品のピアノを買うので、 ぜひそのお披露目演奏に来てくれませんか?という話が来て、 その心意気に惚れ、やりましょう!となった。 当日は、伊藤さんの友人でもあり、以前コンサート企画などでも お世話になった木野村さんの車で、帯広のホテルを午前中に出発! 昼間は、日が差すと温かいが、夜は、非常に寒くなり、その温度差は、 年をとると厳しい。 まだ雪が残っている延々と続く畑を見ながら話しを聞くと、実は その温度差が、このあたりで獲れる麦や大豆の甘みを増し、 このへんで作ったパンやそば、あんこなどウマいという。 そして延々と連なる雪の日高山脈を見ながら、1時間ほどで現地到着!
所長さんや伊藤さん、スタッフのみなさんが暖かく迎えてくれる。 早速コンサート会場の下見へ! 調律の田中稔さんも帯広から出張して入念に調律中! とりあえず 、ピアノを弾かせてもらうとアップライトなのに グランドピアノのような低音の響きが! エエッ!なに!品番を聞くと、ヤマハのYUS3! こういうのも作ってるのか、高いよね?と聞くと、うなずく。 田中さんもピアノの音へのこだわり、愛情が深く、いい出会いに感謝! これなら絶対いいコンサートになると予感! 早速、いい響きがするピアノの置き場所を決め、残響が多めなので、 カーテンで調整! 昼間の3時開演なので、陽が差しこんで眩しいところなど調整して、 「このみ食堂」で昼食。 豚丼を頼むと、店の若店長が来て、渡良瀬とクニユキさんとのCDに サインを頼まれる。昔からファンだということで、ありがたい。 今日は、店のため来れないが、奥さんと娘さんのはるちゃんと弟の一平ちゃん が来てくれるという。
2時過ぎに戻ると、ちらほらお客さんの姿が! 子供は、保育所の子と小学生に声かけて、10人位で、 大部分は大人客になるという。職員室のソファーで少し休む。 開演! 会場は、満員で、一番前には、10人ほどの子供たちが。 まず一部は、客層を見て、大人のための童謡メドレー! ふるさとからおぼろ月夜~海・渡良瀬と! 人が入った分、響きがデッドになったが、 ピアノの低音と高音のバランスが良く、 気持良く弾ける。 子供達も大人のみなさんも集中して聴いてくれ、 手ごたえ良く一部終了!
二部は、子供たちにタンバリンなど好きなパーカッションを 持たせ、さんぽ、アンパンマン、にんげんていいな、など ジャズ風に弾いて、みなで歌い、叩き盛り上がる。 途中、おじさんとピアノで即興したい子いませんかー?と 聞くと、みな緊張して「いやぁー!」としり込みするが、 ちょっと脈ありそうな子を、難しく考えないで、好きなように弾いてみようよ!と、 手を引いて、ピアノに誘い出すと、難なく一緒に連弾できる。 そうすると他の子も私も!私も!と。 このみ食堂のはるちゃんや一平ちゃんも!結局、子供達全員と 楽しく即興連弾となる。特に一平君が面白かった。 この中から未来のジャズピアニストが? みなさん、純だ! 最後は、FOR YOUで、終了! ほとんどの人が初めてのジャズ、音楽体験だったと思う。 少しでも自身の音楽観が変わってくれたら!
それから、また帯広に戻って、「たたら」で打ち上げ! 元気のいい女将の田中さんもジャズ好きとのこと。 そういえば、コンサートの控室にあったウマそうな 「ユリ根シュークリーム」を食べ忘れたことを思い出したが、 後の祭り!次回に! 打ち上げの席で、調律師の田中さんの壮大な夢、 「広い畑の中に合宿もできる音楽施設を創って、世界中のいろいろな ジャンルの音楽家を講師として一定期間招き、生徒は、音楽だけでなく、 農作業も必須に学ぶ」という話を聞いて、素晴らしいと賛同! ぜひ実現を! みなさま、お疲れ様でした。
次の日、伊藤さんがホテルにわざわざ来てくれ、 空港まで、送って頂く。 途中、蕎麦屋「はな花」に寄る。 蕎麦がウマウマ!愛がいっぱい! 店員の女性の笑顔も心暖かく。 伊藤さん、ありがとう! お疲れ様でした。 素晴らしい時間でした。 ぜひまた! 木野村さん、みなみなさまに、感謝!、

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