2017年11月4日土曜日

2017横濱ジャズプロムナード・終了

パソコンの調子が悪くて、アップ遅れてしまいました。 申し訳ありません。  今年は、10数年ここの関内大ホールのステージで即興 ライブペインティング共演していただいた スペインを生きた画家の堀越千秋さんへの 感謝の思いを込めての追悼演奏会となりました。 いつか千秋さんとのカンテとこのステージで!との夢は、 果たせませんでしたが、素晴らしいフラメンコトリオのみなさんとの共演となりました。 そして、移住した北海移住のドラムの小山ショータさんを さんをゲストに迎えました。 また過去の堀越さんとの競演の様子も、プロジェクターで 演奏と共に映すことも実現。感謝! 10月8日 関内大ホール 18:00~20:30 第1部~板橋文夫オーケストラ+小山ショータ(Ds) 林栄一(As)纐纈雅代(As)片山広明(Ts)吉田隆一(Bs)類家心平(Tp)山田丈造(Tp)後藤篤(Tb)高岡大祐(Tuba)太田恵資(Vn)レオナ(Tap)瀬尾高志(B)竹村一哲(Ds)外山明 (Ds) 曲名 🌑ちあきさん!(板橋文夫) 🌑アリゲーター・ダンス・2017(板橋文夫) 🌑産褥マタニティブルーズ(レオナ) 🌑黒き森の奥での祈り(吉田隆一) 🌑Blues for SHOTA(板橋文夫)  一部は、お馴染みのオケのメンバーにショータさんを ゲストに新曲を披露!快調に進行!
第2部~フラメンコトリオ~片桐勝彦(G) 有田圭輔(カンテ・パルマ)松丸百合(フラメンコ舞踏) +板橋文夫 曲名 🌑Siguiriyas(シギリージャ) 🌑Soleares(ソレア) この日の特別ステージ! この日のために千秋さんとスペインに行って、カンテの源流 アグヘタ兄弟のレコーディングなどで深い交流のあった 画廊の香月さんに人選を頼み、8月から特訓を3回! 初めは、あまりに3人の阿吽の呼吸に圧倒され、 入る余地があるか迷ったが、懇切丁寧なアドバイスを 受け、リズムや間の取り方などなど理解が進み、全編 共演となる。拍子は、基本的に12拍子で、アクセント の位置が曲により変化し、シギリージャは、 121212312312の1にアクセントが来て足を踏み、 ソレアは、123123131313の3にアクセントが来るから、 一拍と勘違いしてしまい、難しい! また本番は、リハーサルと違った配置にして、 足が見えないことに気づいたのが、始まってから! 結果的には、逆にその方が拍子とか気にしないで、 感覚的に自由になれて、面白くなったと思う。 急仕上げのフラメンコもどきの初共演でしたが、 お互いにいい刺激を受け合い、化学変化し、 世界が拡がったステージに!
第3部~板橋文夫オーケストラ+小山ショータ+ フラメンコトリオ 曲名 🌑橙(纐纈雅代) ふくしまの春(板橋文夫) 千秋のBurerias(板橋文夫)フィナーレ~全員 アンコール~ヒデさん ラストのフィナーレ全員は、一発勝負! ブレリアは、ソレアのテンポアップしたもので、 ジャズ風に作編曲し、大まかな構成は、オケでリハ したが、フラメンコトリオとは、直前の口リハのみ! カンテは合図で歌い出しで即興で! さすが阿吽の呼吸のオケが吠え、有田さんが叫び、 片桐さんのギターも弾け、タップのレオナとフラメンコの 松丸さんとのデュオも見所たっぷり!最後は、3ドラムが炸裂!もう大団円!挑戦してよかったのだ! 時間も少しオーバーしていたが、アンコール短くヒデさんで 終了! 後にファンの人から最後の曲で、舞台中央上部に白っぽいモヤが見え、丸くなりスルスルっと降りて来て、立っている 人の頭辺りで消えるのを見たという話を聞き、やっぱり 千秋さんが来ていたのだと、納得!千秋さんも唄いたかった! プロジェクター使用も関係者のご協力で叶い、杉浦氏のパソコン操作の奮闘もあり、コンサートを盛り上げてくれました。 一つの夢が叶い、みなみなさまに感謝の想いで一杯です。 ありがとうございました。 お客さまから「これでまた一年がんばれる!」  また来年!お元気で!
PS:堀越さんのカンテと即興で共演したことは、 ありますが、全てを超越し、感動した記憶が残ってます。 CD「WE 11」「みるくゆ」「アリゲーター・ダンス2016」 のジャケット、ライナーノーツも千秋さんです。 他にもいろいろ書きたいことが一杯ありますが、 またの機会に! 彼の本やCDなどもご参照に! 写真提供~松本敬二氏
  

2017年4月14日金曜日

2017・3・25忠類保育所ソロコンサート・新聞記事

伊藤さんから届きました。 当日の新聞記事です。

2017年4月11日火曜日

2017/3月25日幕別町忠類保育所・ピアノソロ・コンサート

前日は、お馴染みの帯広のジャズクラブ・B♭△7で、ソロとオーナー兼 ベースマン・ゲンさんとデュオ! ゲンさんのベースが益々冴えてきて、日々頑張ってるなー!と嬉しくなる。 25日のコンサートは、幕別に住む永年の友・伊藤博さんと準備に半年かけて、 実現した。 伊藤さんとは10年以上前、奥さんがピアノの先生でもあり、 グランドピアノがある自宅でのソロコンサートなどもしたことがあり、 今回は、自身が勤める虫類保育所に新品のピアノを買うので、 ぜひそのお披露目演奏に来てくれませんか?という話が来て、 その心意気に惚れ、やりましょう!となった。 当日は、伊藤さんの友人でもあり、以前コンサート企画などでも お世話になった木野村さんの車で、帯広のホテルを午前中に出発! 昼間は、日が差すと温かいが、夜は、非常に寒くなり、その温度差は、 年をとると厳しい。 まだ雪が残っている延々と続く畑を見ながら話しを聞くと、実は その温度差が、このあたりで獲れる麦や大豆の甘みを増し、 このへんで作ったパンやそば、あんこなどウマいという。 そして延々と連なる雪の日高山脈を見ながら、1時間ほどで現地到着!
所長さんや伊藤さん、スタッフのみなさんが暖かく迎えてくれる。 早速コンサート会場の下見へ! 調律の田中稔さんも帯広から出張して入念に調律中! とりあえず 、ピアノを弾かせてもらうとアップライトなのに グランドピアノのような低音の響きが! エエッ!なに!品番を聞くと、ヤマハのYUS3! こういうのも作ってるのか、高いよね?と聞くと、うなずく。 田中さんもピアノの音へのこだわり、愛情が深く、いい出会いに感謝! これなら絶対いいコンサートになると予感! 早速、いい響きがするピアノの置き場所を決め、残響が多めなので、 カーテンで調整! 昼間の3時開演なので、陽が差しこんで眩しいところなど調整して、 「このみ食堂」で昼食。 豚丼を頼むと、店の若店長が来て、渡良瀬とクニユキさんとのCDに サインを頼まれる。昔からファンだということで、ありがたい。 今日は、店のため来れないが、奥さんと娘さんのはるちゃんと弟の一平ちゃん が来てくれるという。
2時過ぎに戻ると、ちらほらお客さんの姿が! 子供は、保育所の子と小学生に声かけて、10人位で、 大部分は大人客になるという。職員室のソファーで少し休む。 開演! 会場は、満員で、一番前には、10人ほどの子供たちが。 まず一部は、客層を見て、大人のための童謡メドレー! ふるさとからおぼろ月夜~海・渡良瀬と! 人が入った分、響きがデッドになったが、 ピアノの低音と高音のバランスが良く、 気持良く弾ける。 子供達も大人のみなさんも集中して聴いてくれ、 手ごたえ良く一部終了!
二部は、子供たちにタンバリンなど好きなパーカッションを 持たせ、さんぽ、アンパンマン、にんげんていいな、など ジャズ風に弾いて、みなで歌い、叩き盛り上がる。 途中、おじさんとピアノで即興したい子いませんかー?と 聞くと、みな緊張して「いやぁー!」としり込みするが、 ちょっと脈ありそうな子を、難しく考えないで、好きなように弾いてみようよ!と、 手を引いて、ピアノに誘い出すと、難なく一緒に連弾できる。 そうすると他の子も私も!私も!と。 このみ食堂のはるちゃんや一平ちゃんも!結局、子供達全員と 楽しく即興連弾となる。特に一平君が面白かった。 この中から未来のジャズピアニストが? みなさん、純だ! 最後は、FOR YOUで、終了! ほとんどの人が初めてのジャズ、音楽体験だったと思う。 少しでも自身の音楽観が変わってくれたら!
それから、また帯広に戻って、「たたら」で打ち上げ! 元気のいい女将の田中さんもジャズ好きとのこと。 そういえば、コンサートの控室にあったウマそうな 「ユリ根シュークリーム」を食べ忘れたことを思い出したが、 後の祭り!次回に! 打ち上げの席で、調律師の田中さんの壮大な夢、 「広い畑の中に合宿もできる音楽施設を創って、世界中のいろいろな ジャンルの音楽家を講師として一定期間招き、生徒は、音楽だけでなく、 農作業も必須に学ぶ」という話を聞いて、素晴らしいと賛同! ぜひ実現を! みなさま、お疲れ様でした。
次の日、伊藤さんがホテルにわざわざ来てくれ、 空港まで、送って頂く。 途中、蕎麦屋「はな花」に寄る。 蕎麦がウマウマ!愛がいっぱい! 店員の女性の笑顔も心暖かく。 伊藤さん、ありがとう! お疲れ様でした。 素晴らしい時間でした。 ぜひまた! 木野村さん、みなみなさまに、感謝!、

2017年4月8日土曜日

2017/3月9日辺野古・高江・応援見聞記

3月9日 午前10:30小禄の田原屋さんに集合! 今回初来店で、朝食は、カレーセット。 相変わらずウマい! レオナ家族と出発! 今日も風が少し寒い。
一旦、辺野古キャンプシュワブ近くの 久志の専用駐車場に止めて、送迎車を待つ。 すぐにボランティアの村上さんが来てくれ、ベースとタップ板をのせて、 辺野古キャンプシュワブ第1ゲート前へ! 前に来た時の座り込みテントも残っていて、 今日は、姿が見えないが、文子ばあさんも 元気に来ているという。 パトカーが結構走っていて、ゲートあたりで車をちょっとでも 止めると、厳しくチェックするという。
第1ゲート前で、近くに住む永年の友、大五郎さんと再見! 今回、事前にスタッフにゲート前演奏を伝えて、 すでにゲート真向かいに、マイクなどセッチングして、 待っていてくれた。ありがたい! ゲート前には、座り込みの人が見える。 そしてゲート前にバリケードの警備員10数人が、 何事かと不信の目でこちらのステージセッティングを 見つめている。米兵も音に釣られて姿を見せる。 座り込みの人も増えてきて、午後1時すぎから 演奏始める。楓子ちゃんは、座り込みの女性に 抱いてもらう。 前作の辺野古訪問で作った「ちゅら海を汚すな!」 「サトウキビ畑」「平和に生きる権利」など30分位演奏。 おおいに盛り上がり!ガンバ!また応援に来ます!
また駐車場に送ってもらい、いよいよ高江初訪問へ! 途中第2気ゲート前を通ると、ちょうどゲートが開き、 埋め立て用土砂を積んだトラックがゲートを入ろうとしている。 もの凄い数のトラックが長蛇の列!をなして待っている。 ゲートで座り込みの人達は、右横の囲いに監禁されている。 本当は、知事の了承が無ければ、排除することは、違法なのだそう! 少し先の「せだけ」という所で、車を止めて、その浜から辺野古の海を 見る。 前来た時よりも更に無意味に巨大に拡大し、海を占領したポール! そしてポールの間には、効果あるとも思われない、カヌーの侵入を 防ぐためという鉄線が張られていた。 ここにも多大な税金が! 政府に日雇いで雇われている地元の漁師の監視船も 相変わらず!これも税金!
40分位走って高江メインゲート前に! ここはMUDRANゲートとも呼ばれる。 1人の警備兵のみ。 少し走ると高江N1ゲート前へ! 去年、ここの座り込みの強制撤去が、行われた曰くのゲートだ。 そのゲートの前にはセコムの警備員が10人位、直立不動で立つ。 異様だ! 他の5つのゲートも同じように、なんと1時間交代で24時間体制! なんという・・・・。ゲート横の金網のそばまで登って中を見ると、 4、5人の警備員が不審そうに集まってきて、なにやら無線でしゃべっている。 その近くに座り込みテントで、責任者ゲンさんにいろいろ話を聞く。 ヘリは、今は、毎日飛んでるわけでなく、不定期にいきなり大量に 夜昼関係なくやってくるそうで、その騒音は、もの凄い轟音、大地も震え、仕事にもならず、 体が不調になる人多い。ここに集中させて基地を作ることも納得いかず。 ここも地元住民無視なのだ。
それから、裏N1ゲートへ! 車で走っていると、目につくのが、 基地内の、よく耕され、手入れされた畑だ。 雇われて畑を管理し、作物は、基地に! 裏N1ゲート入り口には、青テントが張られ、 中は、撮影禁止。結構若い地元の人が数人。 青テントを抜けて、鬱蒼とした狭い山道を少し登ると、 板張りのゲートが! 目を良く凝らして見ると、その奥には、また警備員の姿が! でもこのあたりなら、ゲート以外でもこっそり入れるような気がする。 大五郎さんたちも、昨年のバリケード強制撤去の日は、ここから中に入り、 山道を登り、表ゲートに応援に駆け付けたが、間に合わなかったという。
瘀長知事が一度も辺野古などに姿を見せてないことに、 一部で、本心が解からなという人もいるが、その後、 知事が辺野古に行き、初の抗議行動が報道された。 また、不法に長期勾留されていた山城議長も釈放され、 「絶望は、しない」と元気な姿が、報道で見られたのは、嬉しい。 しかしテロ法案は、市民運動の危機にも! その中にも、明らかに沖縄の辺野古、高江向けの法案がある。 要注意! 辺野古、高江で声を上げ続けるみなさん!勝つまであきらめない! 地道に、めげず、明るく、がんばりましょう! また行きます。 お世話になった皆さま、ありがとうございました。