2009年10月10日土曜日

いよいよ横濱プロムナードジャズ祭始まりです。

今年もまた始まります。
大型台風とドッキングしなくて、良かった!

10日は、夜7時からコンボで「ドルフィー」。
11日は、関内大ホールで5時40分から、フレッシュなスペシャルトリオ。
7時前くらいからオーケストラ。
オケは、エリントン生誕110年周年記念で、10年前の100年記念以後、
2回目の挑戦となります。
エリントン曲ほか自作も予定しています。
お楽しみください!
ぜひぜひ、ご来場よろしくです。

1 件のコメント:

さんのコメント...

関内大ホールでの演奏を聴いてきました。

 素晴らしかったです。去年にも増して。
 本当に、この世にありえないような奇蹟の時間でした。板橋さんの普段のライブも素晴らしいのですが、それを超える何かがありますね。
 俺なんかがこんな素晴らしいライブを聴いて、もったいなくないか、などと思ってしまいます。健康で毎年ここでの演奏を聴けることはどれだけ幸せなことか!
 わたしにとって生きるとは、毎年ここでのライブを聴くこと、と言ってもいいでしょう。

 1部はニュートリオ。
 最初の井上さんとのデュオはスリリングで、聴きごたえ十分でした。
 今まで聴いてきたどんなベーシストとも違う、煌く何かを持っていますね。超売れっ子なのでブッキングが難しいでしょうが、板橋さん優先で、これからどんどんやってほしいです。
 そして大好きな北浪さんが入って3人で。北浪さんって、舞台が大きければ大きいほど映える人だと思います。その意味で関内大ホールこそふさわしい。
 世界的ピアニストを、そしてたくさんの聴衆を前にしても全く臆することなく堂々と歌いきる。この大物感がいいです。
彼女が入ると、とたんにライブが楽しい雰囲気になります。天性の明るさが板橋さんを、井上さんを、そして私までをも笑顔にさせてしまう。スケールの大きな表現力と相まって、このエンターテナー性も得難いです。興が乗って踊りが出てくると最高に楽しいのですが、今回、踊りはちょっと控えめでしたね。
曲ではグリーグの「ソルヴェイグの歌」が圧倒的に良かったです。また、武満の日本語の歌3曲で日本語比率が高く、聴衆の心により届いたと思いますが、板橋さんの曲にも詩を付けてぜひ歌ってほしいです。「For You」とか「Good Bye」とか。歌詞がつけばこれらの名曲がより広く人々に伝わり、永く愛されると思うので。

 2部はオーケストラ。瀬尾、竹村、辰巳さんが新メンバーですね。2局目、新曲なのでしょうか。いい曲でした。
 エリントンの曲も、アレンジの良さもあって、予想以上に楽しめました。各楽器の音色とハーモニーがすばらしく、酔いしれました。今回は吉田隆一氏の活躍が目立ちましたね。
前回は時間の関係か、ラストに「For You」を聴けず、ちょっと不満が残ったのですが、今回は素晴らしい演奏で聴けて、大満足でした。

 また、ペインティングはカラーにしてくれたらもっと楽しいだろうなー、と思っていたのですが、その通りカラーになり、出来上がった作品も美しく、良かったですね。

 板橋さん、素晴らしい、心に残る演奏をありがとう!!これまでにも心に残るシーンはたくさんあったのですが、また一つかけがえのないシーンが加わりました。