2019年6月18日火曜日
久々の海外・パリ公演(5月11日)・奮闘記
久々の海外!パリ公演・一回だけでしたが、熱狂的な歓迎を受け、未だ余韻が残る中での奮闘記です。
今回の公演は、テクノ系のKUNIYUKIさん(共演CDもあり)に誘われて、5月9日~11日のパリでのジャパンコネクションフェスティバルに
出演!ゲストは、もう一人米国からJoe Claussel(パーカッション他)参加!
Joeは、Kuniyukiさんの恩師で、ニューヨークでの出会いで、CD制作などなど海外デビューのきっかけに!
5月9日(木)
久々の海外ツアーで、支度で大わらわ!ほとんど寝ずに朝6時渋谷発成田エクスプレスに乗る。
7時30分に着き第1ターミナルのLOTポーランド航空チェックイン!まだ混んで無くてスムーズに!
ポーランドのワルシャワ経由なので、荷物はパリまでの確認し、座席も通路側指定!
出国手続きは、書類もなく、パスポートをかざして、顔チェックだけで簡単に!
手荷物検査は厳しく靴も脱いで通過!10時15分発まで時間があるので、ハンバーガー食べて、
免税でタバコ1カートン買って、喫煙ルームで一休み。搭乗ゲートへ行くとほとんど外人、日本人らしき人は、数人!
スムーズに出発!パリとは7時間の時差あり、ワルシャワまで約11時間!長い!ほとんど満席だが、隣が空席だったので、ゆったりできる。
眠いが、興奮してて眠れず、映画を見ながらうたた寝する。食事が2回出て、ワルシャワ空港が荒れていて、すごい揺れの中、無事到着!
ナイス機長!
ワルシャワで、入国検査ありすごく混んでいたが、係員がオールパスポート用に指示してくれて、待たずに難なく入国!
手荷物検査は、ウオーターボトル没収。
16:25分発なので、ゲートを確認して、喫煙ルームで一休み!結構満員!Wi-Fiの設定も何とか出来る。
さて、これから危機一髪が!
出発40分前にゲートに戻ると、ゲートが変更されていて1番に、42ゲートから1番へ!疲れるー!待つが中々案内がないので、
再確認すると行き先が変わっている!えっ!搭乗終わった?もうすぐ出発時間だ!慌てて掲示板を見ると5番ゲートに!
走る!!良かった!遅れていたのだ!2度もゲートが変わるなんて!まあ無事に乗れて、2時間でパリへ!来たぞー!
シャルルドゴール空港は、以前にも来たが、変わってなくて、円形で歴史を感じさせ、人間味あってホッとする。
難なく出ると迎えのKEES君が名前を書いた紙をもって出迎えてくれる。何と母親が日本人で京都あたりにも住んでいたそうで、日本語もばっちり!
日本名は岩田!タクシーが中々来ないが、1時間くらいでホテルへ!もう夜9時だだというのにまだ明るい。
ホテルは、ダウンタウンにあり、多国籍雑多な人々が住むjazzの似合う街だ!いい!ホテル内は、一様禁煙だが外では、ご自由に!みな吸っている。
人間がいる!部屋も落ち着いて居心地よい。ただ電気のスイッチが十字を押すと各灯りが変わるのだった。
KUNIYUKIくんは、今夜ゲストで出演しているということだったが、そのまま爆睡!
5月10日(金)
目が覚めると、もう10時!ラインにKuniyukiくんから朝食の誘いがあり、行くとJoeとKuniyukiが!
Joeとは初出会い!ナイスメンだ!Kuniyukiくんともパリでの再会を祝う!3日間連続でライブフイルム映像参加の中山アキコさんとも
初顔合わせ!
午後1時から近くのバーガーで、今回の出演者、スタッフとミーテング。メインスタッフは、Saimonくん、みな若くて元気いい!
近くにジャズの老舗「New Morninng」があって、15日にサン・ラ・オーケストラが!街も元気で活気あってこっちも気持ちが楽になる。
昔と同じように車道には、駐車でいっぱいだし、時間にルーズなこともあるが、あらゆる世界中の人が集まっているこの国は、寛容の心が育っている。
それぞれの個性を認め合う温かさが!居心地よいのだ。
2時すぎにホテルからリハーサルスタジオへ!今日は、雨で相変わらずタクシー待たされる。
スタジオは、なんとあの火災のあったノートルダム寺院の近くで、改修工事の櫓が見えた。
スタジオは穴倉のような地下にあり、狭いがスタッフは若くチーフエンジニアは、エレピも弾き、自作のレコードをプレゼントされる。
ピアノは無くて、フェンダーローズのエレピで、発売初期のだと自慢するが、エフェクトに接続されていて、音凝りすぎ!
とりあえず、明日のステージは、2時間構成で、全体の流れをKuniyukiさんのサンプルやデータにインプロしながら確認。
スピーカーが小さくて今一つパワーが!明日の本番前もリハーサル長めにあるということで、ホテルに戻る。
夜は、2日目のライブがあるので8時ころ歩いて行く。会場は、広く、スタンディング、ロビーも広く飲み物、食べ物コーナーも!
客は、ほぼいっぱいで、ステージでは、2組目のDip In The Poolの2人組で、ヴォーカルの独特な声で観客を魅了!
それぞれの声援で客席とステージが盛り上がっいく様が自然だ。いい観客だ。
さらに凄かったのが、アキコさんのライブ映像だ!音に合わせて即興で!素晴らしい!明日が楽しみだ!
ラストは久々のライブになるというSatosi Tomiieさん!全て一人で!ほとんど即興だ!客席も踊って盛り上がり!
帰る時、物品売り場で、売り子にサインしてくれと呼ばれると渡良瀬の海外盤レコードだ。前から持っていたらしく、他にもネイチャーの海外盤も売られていた。
皆でホテルへ戻る途中、中華らしき店でテイクアウト。
5月11日(土)いよいよ本番の日!午前中土砂降りの雨と雷がすごかったが、午後には、晴れる。世界中異常天気だ。
朝食後、2時過ぎホテルから歩いて会場へ!ステージ上のピアノを見たら、フルコンでなく、小さ目のカワイだった。
昨夜はフルコンだと聞いていたが、ちょっとした英語の解釈がちがったのだろう。Joeは、打楽器用のターンテーブルに大量の大物、小物のパーカッション類で一杯!
Kuniyukiさんもキーボード類とパーカッション、アフリカン木琴フルートなどで一杯!サウンドチェックでは、ピアノのPA音が気になり、Nobuさんに通訳で
助けてもらい、何とか良くなる。音響スタッフもきびきびと有能だ。チェックは、5時アップ!
日本食の弁当が届くが、変にフランス風なのが今一つ。2人の招待客も手配し、出番は、21:30なので、一旦ホテルへ!
8時すぎ会場へ戻ると、ステージでは、松浦トシオさんが!超満員で大盛り上がり!最終日だ!
翌朝彼に会った時、前に大阪のクラブ系のイヴェントで会っていたのだ。パリで再会とは!
いよいよ2時間ステージスタート!最初は、KuniyukiさんのとJoeで、デュオから。前半は、音楽以前のノイズや無音の情景から。
頃合いを見て入り、ピアノのボディ叩いたり弦を叩いたりなど。アキコさんの映像も凄い。観客も静かに聞き入っている。
じっくりと徐々にリズム加わり、緩いテンポから1時間過ぎたころからダンサブルに!一気にピアノもバキバキとガンガンノリノリで、大ブレーク!
ここからピアノソロ!PAを全てオフにし、生音で!渡良瀬のメロディーをポロンと出すと、もう反応が!途中でも凄い声援が度々起き上がり、約20分一気に弾ききる。
熱狂的な大歓声が!あーーっ!
一旦ステージを降り、KuniyukiさんとJoeでコンガデュオ!生音はいい!それからピアノも加わり、エンディングのJoeの曲・アゴラ・エセウ・テンポ(時間を知っている)へ!
これは、Joeには、内緒のスペシャルプレゼントで、午前中Kuniyukiさんと打ち合わせ、Kuniyukiさんの愛娘の歌をミックス。
歌が出てきたら、Joeは、びっくりして大感激、ウルウル!映像にも歌詞が映り、客席も大合唱!凄い感動!
終わってもステージをドンドンたたき続けアンコールも2回!素晴らしいライブに!みんなの笑顔が!
興奮の中、皆でホテルに戻り、また中華店でテイクアウト!今夜もJoeが、奢ってくれ、日本に行ったときは、奢ってくれよlと。
KuniyukiさんとJoeは、まだこの後、ライブハウスで、朝まで仕事が入ってるので、とりあえず、またの機会を約束して、別れる。
もう3時過ぎ。朝7時にホテル出発なので、荷物をまとめて少し休む。
7時にロビーでタクシーを待つが、中々来ない。心配になって、ラインで通話できないので、Kuniyukiさんのにメールするが、返事ない。
KEESくんにもメールして、SAIMONに連絡を頼む。もう7時半過ぎている。そのうち運良くKuniyukiさんが、仕事から戻って来た。助かった。
様子を話し、連絡をとってくれ、もうすぐ来るという。その内、初日に出演しチェックで助けてくれたNOBUさんが、降りてきて、
こっちより1時間遅い便で帰国するということで、一緒にタクシーでドゴール空港まで行く。10:15発なので、何とか間に合う。NOBUさんありがとう!また!
出国手続きは、スムーズに、手荷物検査では、またウオーターボトル没収。
さよならパリ!
帰りもまたワルシャワ経由。帰りのワルシャワの喫煙ルームは、すごく狭く、超満員の中、吸い貯め。成田行きは、満員、日本人も結構いる。
今度は、ゲート変更無しで無事成田へ!
凄い4日間でした。固定化されそうになっていた脳も刺激で捩れ、興奮状態。
久々の英語も昔の感覚がよみがえってきた所で帰国は、残念。
でもこのパリツアーは、一生忘れぬ!ガンバ!FUMIO!
Kunuyukiさん、お世話になったみなみなさま、ありがとうございました。
See You Soon!
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