2011年11月24日木曜日

また奥山君からオレンジとお便り届きました。






































四国ツアーの伊予美人ライブでお世話になった奥山聖治君からまたオレンジとお便りが届きました。

ありがとう!すごくいい便りなので、載せます。


それと伊予美人でのスナップも!皆さまありがとう!




「今年の春の収穫(夏ミカン)は、3トンダンプ満載にして石巻に持って行った。

震災直後に現地入りした友人が、ボランティアセンターを立ち上げ、毎日2~3000食の炊き出しをしていたからだ。

一個のにぎり飯を分け合ってきた人達に、我々の甘夏を遠慮なく食べてもらいたかった。彼らのブログに、小さな女の子が大事そうに甘夏を抱えている写真とやんちゃな男の子が「僕は10個食べる!」と子供らしさを取り戻した様子が報告されていて、うれしかった。

帰りには東北道を通ったのだが、福島市あたりで窓をあけて走った数分間で、目に異常な痛みが発生。除染もせずに東北道の共用を始めたのだろうと直感した。

 かつて、栃木に住んでいた僕は、福島の山々に足繁く通った。福島は本当に美しい国だったのだ。

そこに住む人々や生き物達の深い悲しみを感じずにはいられない。

彼らの痛みや犠牲を無駄にしないよう、我々は日々の生活をデザインしなければいけないだろう。

そして復興のための唯一の光は、やはり”微生物”ということになるだろうと思っている。

 一部の人間だけに富がもたらせる「マネー・システム」とは別に、全ての生き物が豊かになるような

”命のシステム”を誰もがイメージしていかないといけないと思う。」

                           海山祭組  奥山 せいじ













                                          

2011年10月23日日曜日

2011 年10月17日北海道新聞夕刊



















遅くなってしまいましたが、


先月の9月23日世界に誇れる釧路のジャズ喫茶ジスイズのライブ当日の朝、


ベースの是安則克君が急死しました。釧路は彼の生まれ故郷でした。

まだ若いのに、なんで!と皆悲しみに包まれました。


その日のライブの模様が北海道新聞に載りました。



見にくくてすいません。



ご冥福を!合掌!

2011年10月14日金曜日

横濱ジャズプロ・2日間ありがとう!









 横濱プロムナード2日間、今年も全国から大勢来ていただき、ありがとうございました。



今年は、千年に一度の大震災などあり、お客さんのエネルギーが、もの凄く強くステージに届き、

いつもに増して、全身全霊での演奏と相なり、いいステージになったと思います。


堀越さんの絵も美しかった。凄い!



終わってから3日間は虚脱状態・・・。



また来年に向かってスタートです。




お客さん、ミュージシャン、スタッフのみなさま、ありがとうございました。






2011年10月8日土曜日

今日から横濱プロムナードジャズ祭です!


みなさま!ぜひ!今日と明日!お待ちしています!!

2011年10月6日木曜日

東北、相馬報告































東北・北海道ツアーも無事終わり、報告したいのですが、あまりに書きたいことが多すぎて、まとめるのが、大変状態なので、とりあえず、初日の相馬での出来事を!



なんと前から気になっていた飯舘村を見ることが出来たのだ!




2011年9月13日



車で相馬市に向かう山越えの途中、霊山子供パークセンターという所で、休憩すると道案内の看板にすぐ先を右折すると飯館村とあったのだ。呼ばれたような気がした。とにかく立ち入り禁止の標識が出る所までと車で下って行った。山も深いし、広い。かなり下って、ところどころ、民家が見えて、今ちょっと前までそこで、生活し仕事していたような気配だが、人はいない。すれちがう車もいない。山里の美しい村だ。ここに高濃度の放射能が積もっていると思うといたたまれなくなる。残酷すぎる。精魂つくして何十年もの間、懸命に育てた牛を手放せねばならない辛さ、一際手を尽くしたメス牛、清姫との別れ・・・。途中小学校が見え、車を出て門の前に立つ。街らしい家が立ち並んでる民家の玄関前で、喪服をきた数人の大人と初めて会う。たぶんお葬式で集まったみたいだ。結局立ち入り禁止の看板はなく、村を横断した。


それにしても山の上から平地まで、もの凄く広い村だ。山間部は、特に放射能が高いそうで、政府は除染するなどと口では言ってるけど、この広い山林をどうやって除染するのか、気の遠くなる時間と労力が必要だ。政治家、東電社員、原発事業者は皆ここに来て、現実を知るべきだ。それでも原発再開など言うなら、狂ってるとしか自分には思えない。


 車で南相馬の方から北へ相馬に入る。明日は南相馬に寄って、仙台に向かうことにする。

エンドレスに着いて、顔なじみの皆さんと再会を喜びあう。店のピアノも無事だった。その辺りは津波は来なくて、街並みも変わってなかった。セッティングをすませ、海岸が凄いことになっているようで、マスターの息子さんに案内してもらう。200メートル海岸に近くの道路を指さし、ここまで津波が押し寄せここら先は地獄のようだったと言う。前より少しは片ずいたらしいけど、ところどころに車の残骸や船がそのままに。家は川沿いの家は津波でほとんど流され、平地に。海岸のはるか遠くまで延びていた防波堤は寸断され、ほとんど無くなっていて、改めて実際に見て津波の恐ろしさを身に感じる。


また若い人たちには意外と、急いで高い所へ逃げるということが、優先してなくて、とにかく車で早く遠くへ逃げるという人がいたらしく、ほんのちょっとで波に呑まれた人が多かったらしい。 



 その夜のライブは、もの凄い濃いエネルギーをお客さんから受けとる。

近くの新地に住んでいる大親友の荒君も来てくれる。整体師だが、ユニークな人で、手作りで楽器を作り、それでいつも即興で一曲セッションに飛び入りをしてくれているのだ。その日も瓢箪で作ったアラビア風な笛を持ってきていたので、また一緒にやろうと誘い、休憩中話を聞く。自宅のすぐそばまで津波が襲い、多くの人が流されるの見てしまったという。津波は近くで見ると、グルグルともの凄い速さで渦を巻きながら、人、瓦礫、車、あらゆる物を巻き込んで突き進んで行くそうだ。当初は皆放心状態で、まともじゃなく、言葉じゃ表わせないと・・。その体験はずっと消えないだろう。何回も何回もそのことと向き合って、整理して行く道・・・。彼自ら供養したいと言われ、彼を中心に供養インプロを!


なんと彼の笛から音が出た瞬間から、この世と思えぬようなただならぬ世界が会場に溢れ出てきたのだ。もの凄いオーラ、気が彼から発せられ、体中に入り込んで来たような感覚に襲われ、最初は音も出せず、彼の音に釘ずけ!徐々に加わっていくと、彼は歌いだす。天から降るような声だ。自然に出ている。歌も今回初めて聴く。また時折鳴らす体に巻きつけた鐘が悲しみを癒やす。言葉にならないもの凄い自らの体験を音を通してみんなに伝えたのだ。この世とあの世を彼は、橋渡ししたのだと思う。


終わって音楽の素晴らしさを皆で実感し合う。荒君ありがとう!こんな音楽体験ができたことに感謝です。これからも音楽を友として人生を!


打ち上げで一杯話を聞く。一人でさえ、肉親、知り合いなどのドラマをそれぞれに何十と持っているのだ。

皆マスコミ、テレビなどこっちの内情など正しく伝えてないと怒りまくっていた。

みんな顔には出してないけど、内心は辛くてたまらないんだと思う。実にシャイで温和な会長さんだって

酔って相変わらずいい笑顔を見せてくれるているけど・・・。


飯舘村の話も聞く。とにかく結束が強く、皆で美しい村作りを長年目指し、市合併も村が壊れると、断固拒否。またほとんどの家が野菜、山菜などを作り自給自足の生活になじんでいたので、他の土地に避難してのとまどいは想像を超えて大きいらしい。


南相馬からわざわざ聴きに来てくれた夫婦も、一切原発交付金などもらってないそうで、前途の見通しもつかず、目標も立てられるような状況ではなく、頑張れと言われるより、負けないで!と言われた方がいい!と言うので、早速「がんばんべー!東北」の曲名を「負けないで!東北!」に変更。

相馬は警官見張りの立ち入り禁止区域になっていても、飯舘村よりは放射能は低いそうで、それは、

また原発事故の危険を想定してのことで、飯舘村は長くそこに留まっていると被ばく量が危険ということらしい。ああー、初日からこんなに濃い時間を過ごして、これから何が待っている?


みなさん辛いことは一杯だけど、負けないで!また行きます!



セッションした荒利美君から、お便りが届きました。了解のうえ載せます。


「板橋さん、瀬尾さん、竹村さん、鈴木さんへ


皆さんその後、順調にツアー続いてますか??体調管理よろしくお願いしますネ!

先日相馬エンドレスで、演奏に加えてもらって本当に嬉しくありがたい気持ちになりました。自分の心の奥にあった様々な想い、多くの亡くなっていった人達への想い(身近な人も含めて・・)が、次々と演奏中に湧き上がって、波が引いていくように消えていきました。

もうたぶん何百回も心の整理をしているはずですが、これからも何度となく多くの人達が私と同じように心の中にあるものと向き合わなくてはならないのだと思います。皆んな板橋さん達、メンバー4人が心配して相馬に入って来てくれたこと、とてもありがたく思っています。

しっかり「愛」を感じたLIVEでした。私の心をはげまし、肩をたたいていってくれた板橋トリオの音、4人のハートに感謝します!!」


「・・・・・・・・(略)

しかし音は自分が生きているかぎり自分から離れようとしません。自分にいつもつきあってくれています。

こんな状態がもう半年にもなったのに音は自分に寄り添ってくれています・・。だとすれば音といっしょに少しでも自分を生かしたい。板橋さんたちと出した音、無念の気持ちでいっぱいの被災地の人達の何かを音と一緒に背負ったような、そして静かに空からながめたような・・涙・・。

音を通して感じたもの、大切に育て生かしていけるよう成長していきたいものです。

本当に本当にありがとうございました。」



2011年9月13日火曜日

今日からFIT!東北北海道ツアー!

まだまだ暑くて、がんばり過ぎて酸素が体内に不足するようなライブが続いていますが、明日から震災後初めて東北を訪れます。原発も東電や政府もはっきりしませんね。こんな悲劇的な状況が起きてしまったのに、はっきり原発廃止を打ち出せない日本という国は???
昔戦争に勝つ!勝つ!と言っていた。そして原発は安全だ!安全だ!

東北でいろいろな身近な問題を聴いて、自分なりに報告したいと思ってます。
ではみなさんとお会いできること、期待してます。

8月の寺田町の故郷を訪ねる、名古屋近辺ツアー・スナップ



































































































先月の寺田町ツアースナップです。彼の生まれた常滑市大野町のお寺や、近くの日本最古の海水浴場、大野城などで思い出深い休日を過ごしました。またあの坦々麺と餃子、また食べに行きたいー!




















ご家族の皆様の温かい歓迎ありがとうございました。




















近くの舞子のリマのライブは、全身真黒な仙人のようなマスターにびっくりでしたが、最後はお客さん共々外に出ての大団円となりました。次回はこの野外ですることを約束!




















豊橋のライブも熱く終わりましたが、マスターの豹変にびっくりでしたが、みんなに支えられ、愛されているのですねー!グロッタのマスターに久しぶりに会えたのも嬉しかった!




















今回のツアーで寺田町作詞のグッドバイが初お披露目でした。グッときます。




















フォー・ユウや渡良瀬も寺田町節に深化!








































みなさまありがとうございました。お体に気をつけて!また会える日を!

2011年7月24日日曜日

明日から 「新宿ピットイン」CD発売記念2Days!!

7月25日

板橋文夫トリオ「FIT!」初アルバム「New beginning」


7月26日

板橋文夫Mix Dynamite「にわとりのいた あの頃のふるさとの家」


ご来場、お待ちしています!よろしく!

2011年5月19日木曜日

4月のNEW TRIO岩岡ライブ、スナップその2





































































































































スナップの追加です。

4月のNEW TRIO岩岡ライブ、スナップ































遅れてしまいましたが、先月の東海、阪神ツアー最終日岩岡ライブの模様です。











ツアーはどこも熱い歓迎を受け、燃えるライブでした。最終日は、10年連続コンサートを行った後、2年ぶりになった岩岡の南さんの息子さん夫婦の新居宅内での子供とのワーク ショップもありというミニライブ。











一部は、トリオ、二部は、ワークショップ。











最初は、恥ずかしがって出るのをためらっていた子も、だんだん盛り上がってきて、最後はピアノを連打でもう止まららない!面白いライブでした。子供たちの笑顔がいいですねー!











南さんご家族のみなさま、お疲れさまでした、ありがとう!どうかお元気で!

2011年5月3日火曜日

5月3日CD「にわとりのいた あの頃のふるさとの家」先行発売ライブ!

急遽2011年1月1日ピットインでのライブCD2枚組「にわとりのいた あの頃のふるさとの家」がドルフィーで5月3日先行発売となります。
収録曲は、ハバリガニ、GO!GO!GO!2011、FOR YOU、タイトル曲など全6曲。
メンバーは、田村夏樹(Tp)、片山広明(Ts)、吉田隆一(Bs)、太田恵資(Vn)、立花泰彦(B)、小山彰太(Ds)。
3000円・売上の一部を東日本大震災への義援金とさせて頂きます。

ステージの中で聴こえてる音楽がここに収録されています。
温かく、ナチュラルでなつかしい音です。
ぜひ聴いてください!
        

2011年4月19日火曜日

若者・NEW TRIO レコーディング!




4月11日12日横浜のホールでレコーディング完了!

ライブのような演奏を収録しました。

発売は7月末になります。

ご期待を!



撮影:小川 洋

東北・太平洋沖地震被災地支援CD

 地震・津波・原発と想像を絶する未曾有の出来事が、現実に起きてしまいました。  人間も地球も生きている!  家を失われて未だに避難生活を余儀なくされている人たち、家族を失って一人になってしまった子供たち、行方知らずの人もまだ一万人にも!一か所に集中せず、広範囲に渡る被災地域は長い長い復興の時間が・・・。  そして安全安全と唱っていた原発もいつの間にか、チェルノブイリと同じレベルの危険域に指定!日本を支えている農業、農家の不安、いつまで続くのかもわからない不安、いっぱいいっぱいの不安、苦しみ絶望の中のみなさんに言葉は、出てきません。 どうかどうか今日よりも明日が少しづつでも良くなりますよう、お祈りいたします。  少しでも被災者のみなさんのお力になればと思い、支援CDを作りました。 1枚1000円で売上金を義援金として寄付します。録音は2011年3月26日のドルフィー・ライブの中から、書き下ろし曲「がんばんベー!東北」と「MOON DYNE」2曲収録です。ミュージシャンは板橋文夫(P)林栄一(As)瀬尾高志(B)外山明(Ds)。主にライブ会場で!お問い合わせは当事務所まで、よろしく! 東京も余震で毎日揺れています。今命あることに感謝!一日一日をがんばろー! 「希望の灯を燃やし続けて!明日もすべての地に陽は昇る!」

2011年2月4日金曜日

古澤良治郎さん、おつかれさま!

古澤さんについて、時間が空いたら、書こうと思っていましたが、もの凄い風邪に見舞われたりして、やっと今日に!



1月12日は、なんと本田さんと同じ命日。1月13日の名古屋「ラブリー」でサックスの梅津さんとデュオがあって、なんと入念にサウンドチェックをしたのに、PAが故障し、原因判らず一部は生で。

ハテサテ??



国立音大の先輩でもあり、ジャズに入りたての、私をよく励ましていつも温かく見守ってくれました。

本田さんのトラで初めて仕事したキャバレーでは、自分のレパートリーや曲やアドリブがネタつきてしまい、代わりに古澤さんがピアノを弾いたりなんてこともありありと、思い出される。

初めて自分のトリオで池袋のライブハウス「ジュンクラブ」に出演時のドラマーでもありました。

あのころ、ジャズの力量とかいろいろ迷い、一緒によく泣いたね・・・・。



一杯の思い出が・・・・・。



最近は共演の機会がなく、そのうちに、と思っていた矢先でした。

それにしても早すぎたよ!

またしても、大穴が空いてしまった。

でもずっと自分のやりたいことを突き進んで行った。

元気でまたな!がんばれよ!という古澤さんの声が耳のそばで聞こえる!

合掌!!!

2011年1月3日月曜日

昨年のニュートリオ・極寒の岐阜・信州ツアー・番外スナップ















































































みなさんありがとう!












今年もよろしく!

昨年のニュートリオ・九州ツアー番外スナップ














































遅くなってしまいましたが、昨年の九州ツアーでのスナップです。

笑って!!
















みなさんありがとう!今年もよろしく!